奨学金の給付型と貸与型の併用で大学院の学費が実質免除になった方法

奨学金

こんにちはトウリです。

私は現在、電機関連メーカーでエンジニアとして働いています。

在学時代には専攻賞を頂き、第一種奨学金の半額免除の採用を受けることができました。

奨学金を検討している皆さんの中で、こんな悩みを持ったことはありませんか?

  • 奨学金を返さなくても良い方法を知りたい!
  • 経済的な問題を解決して進学したい!
  • アルバイト漬けの日々から脱却したい!
奨学生くん

奨学金を借りるか考えているまなぶです。

返済するときが大変じゃないか不安なんです、、

この記事で紹介する「大学院の学費が実質免除になった方法」を実践すると、多くの人が学費の負担を減らすことができると思います。

なぜなら私も実際にこの記事の方法を知って、実践したことで結果的に多くの給付金をいただくことができたからです。

つまり選択肢や方法について少しでも知っておけば、チャンスが来た時にそれを逃さないように行動することができます

この記事では「大学院の学費が実質免除になった方法」について、検討すべき奨学金の順序を交えて紹介していきます。

記事を読み終えると、学費の振り込み期日が迫ってきても悩みや焦りがなくなり、より充実した学生生活を送ることができるようになるはずです。

では解説していきます💡

大学院の学費が実質タダになった方法

結論から言うと、次のような奨学金で実質大学院の学費をタダにすることができました。

  • 大学院内部進学による給付型奨励金…一括10万円
  • 大学からの給付奨学金合計…年間70万
  • 第一種奨学金の半額免除…105万円の返還免除

修士課程の2年間に合計で255万円の給付を受けることができました。

難易度を考えると、このように大学独自の給付奨学金第一種奨学金の返還免除を併用することで再現できると思います。

他にも第一種奨学金の全額免除の選択肢もありますが、大学内での実績が相対的に評価されるので難易度は高めです。

また採用条件は種類によって変わりますが、外部の団体による給付奨学金を活用する方法も検討してみる価値はあります。外部団体による給付奨学金については後ほど紹介します。

奨学金を検討すべき順序

奨学金を検討する際に注目したいのは、給付型もしくは貸与型、次に貸与型奨学金であれば利子があるかという点です。

具体的には次のような順序で考えてみるのがおすすめです。

  1. 給付奨学金
  2. 無利子の貸与奨学金
  3. 有利子の貸与奨学金

それぞれ具体的に説明していきます。

給付奨学金

大学院生が申し込みできる給付奨学金は主に次の3つです。

  • 大学独自の給付奨学金
  • 日本学生支援機構による給付奨学金
  • その他団体による奨学金

大学独自の給付奨学金

大学独自の給付奨学金は、その大学に通う経済的な問題で進学できない学生を支援したいとの想いがあるためか、入学時における学部生の給付奨学金よりも種類が豊富にあります。

特に内部進学者に限って応募することができる奨学金が数多くあります。

まずは「(あなたの)大学名 給付奨学金」で検索してみて、大学独自の給付奨学金をチェックしてみてください。

もう少し詳しく知りたい人向けには、次の記事で解説しています。

日本学生支援機構による給付奨学金

日本学生支援機構による給付奨学金は大学院生の場合、海外留学支援制度というものがあります。

海外留学支援制度(大学院学位取得型)は、留学する日本人学生等に対し、国費により学修・研究活動に必要な経費を支援することにより、国際的にも優秀な人材の育成や、グローバル人材の育成に必要な日本人学生等の海外留学を促進を目的としている。

派遣学生は修士または博士の学位を取得するために留学する日本人学生等を対象としている。

日本学生支援機構-2022年度海外留学支援制度(大学院学位取得型)募集要項より引用 一部抜粋

残念ながら2022年度の申し込みは終了してしまっているのですが、気になる方は日本学生支援機構の情報を見てみてください。

2022年度海外留学支援制度(大学院学位取得型)個人応募用
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

その他団体による給付奨学金

その他団体による奨学金は、団体によって給付条件や給付額が異なることが特徴的です。

もし当てはまるものがあれば積極的に検討してみるのが良いかと思います。

その他団体による奨学金については以下のサイトが参考になると思います。

返さなくていい給付型奨学金をくれる団体
返済の必要のない給付型奨学金をくれる公益財団法人や一般財団法人などの民間団体を紹介します。

貸与奨学金

貸与奨学金は返済する必要があるため、貸与奨学金が自分にとって必要なのかを注意深く考える必要があります

なぜなら10年以上もの間、奨学金の返済をする必要もあるからです。

そのため貸与奨学金が必要なのかどうか、また自分に合った種類の奨学金についてもよく考えてみてくださいね!

第一種奨学金(無利子)

第一種奨学金を無利子で貸与を受けられる奨学金です。

特に優れた業績をあげた奨学生には返還免除制度というものがあり、私はこちらを活用して、貸与額の半額分を免除していただきました。

返還免除制度に採用されるための実績については、次の記事で解説しています。

また第一種奨学金の制度についてもう少し詳しく知りたい人は、下記から日本学生支援機構のホームページをご覧ください。

第一種奨学金(無利子で借りる)
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

さらに詳しい奨学金返還免除の制度自体に興味がある人は、下記のページも参考にしてください。

特に優れた業績による返還免除制度について
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

第二種奨学金(有利子)

第二種奨学金は有利子で貸与を受けられる奨学金です。

利子があるため借りた額よりも多くの金額を返す必要があり、返済額については注意が必要です。

奨学金を借りた方が良いのかについてもう少し深掘りしたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

また第二種奨学金の制度についてもう少し詳しく知りたい人は、下記から日本学生支援機構のホームページをご覧ください。

第二種奨学金(有利子で借りる)
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

まとめ

この記事では「大学院の学費が実質免除になった方法」として奨学金を検討する際の順序について解説してきました。

最後にその順序についておさらいしていきましょう!

奨学金を検討すべき順序
  1. 給付奨学金
    ①大学独自の給付奨学金
    ②日本学生支援機構の給付奨学金
    ③その他団体の給付奨学金
    👇本当に必要か具体的な金額等をよく考える👇
  2. 無利子の(第一種)貸与奨学金
  3. 有利子の(第二種)貸与奨学金

第一種奨学金の返還免除の実績づくりに役立ったスケジュール術についても興味がある人は、次の記事も参考にしてみてくださいね。

また大学院生なら知っておきたい研究室の活動についても以下の記事で参考にしていますので、良いスタート・リスタートを切りたい人はご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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