製造ラインでの実習以外にもやることはあるの?
単純作業の繰り返しなのに、実習の報告会ってどんなことを発表すればいいの?
この記事ではこのような疑問に答えていきます。
これからメーカーの新入社員として工場実習を控えている皆さん!
工場実習ってつらそうなうえに、実習報告が不安な人もいるかと思います。
この記事では、「工場実習の成果報告を乗り切るために実践した3つの取り組み」について、1日の大まかな流れに沿って紹介していきます。
記事を読むことで、あなたが疲れている中でも、最低限成果を報告できるようになるためのヒントが得られます。
では解説していきます💡
工場実習の成果報告会とは
工場実習の成果報告では、実習を通して学んだことや工場の改善案を発表したり、レポートとして提出する取り組みがあったりします。
正直工場実習を行う前の私は、
「最近始まった工場ではないんだし改善点なんてそうそうないでしょ、、」
とネガティブモードでした。
しかし、いざ終わってみると案外改善点がありました。
それっていいんだか悪いんだかって感じだね、、
ちなみに私が取り組んだ工場実習では数人のチームで発表を行う形式のもの。
同じ形式なら数人の考えをうまく合わせれば難なく突破できるのではないでしょうか。
成果報告につながった取り組み
日々実習を行っていく中で、改善案について考えられる度合いが変化していきました。
具体的には見ていきます👇
作業内容に慣れるまで
自分の業務を早く覚えてミスなくやることができるか
実際は初日の数時間もすれば、ある程度作業には慣れるような内容でした。
まずはミスを最小限にラインを止めたりせず、最低限仕事ができるようになることに集中した方が良いと思います。
そのうち体が覚えてきて、幽体離脱しても作業ができるくらいにはなってくるので、心配はいりませんよ!
逆に心配になってくるよ、、
作業内容に慣れてきたら
- 自分の作業を効率化して少しでも楽にできるか
- これって意味あるの?という作業があるか
実際に私が案を見つけるためにしていた3つの取り組みは下記の通り。
- 周りをよく観察する
- 前から働いている人と話してみる
- 見つけたら空き時間にすぐメモする
詳しく見ていきます👇
周りをよく観察する
当たり前だよと感じると思いますが、周りをよく観察して改善点の種を見つけていきましょう。
というよりも周りに意識を分散させながらでないと、なかなか集中(終業までのライフポイント)が続きません。
特に改善点が見つからなくても、隣の人は何をやっているんだろうと興味を広げてみると、良いヒントになったりしました。
これを続けるコツはこんな感じが良いかと。
改善案を探すミッションが与えられたRPGの主人公になった気分で取り組んでみる
ばからしいかもですが、案外楽しいと思うと興味や視野が広がることがあります。
前から働いている人と話してみる
長く働く人に話を聞くのも良いヒントになります。
理由として、長く働いている人だから感じる面倒な作業があったりするからです。
私が実践した方法はこんな感じ。
- 「これってやりにくくなかったりしますか?」などと声をかける
- やっている作業方法に至った経緯などを聞く
- 貴重な休憩時間よりも製造ラインが止まるなどちょっとしたタイミングで声をかける
最後の項目については、自分だったらいつ聞かれるのが良いかを考えたら、そのようなタイミングになりました。
見つけたら空き時間にすぐメモする
改善につながりそうな案を見つけたら、すぐにメモするようにしましょう。
同じような作業による疲れで、頭が回らずに忘れてしまったら悲しいですからね。
具体的には、製品が少し間隔を持って流れてくるときにできた時間にキーワードだけでもメモってました。
このようにちょっとした時間をとれるときに、頭に浮かんだ貴重なアイデアをメモしていく習慣をつけてみてください。
なんで忘れてしまったんだ、、という後悔がボディーブローのようにじわりと効いてくるのはなるべく避けたいですね。
改善点を考える秘訣は?
同じような作業の中でいつアイデアが浮かんでくるの?
「これらのアイデアは気づいたら頭に降ってきます!」
アーティストっぽく言いたいところですが、アイデアが見つかりやすいタイミングは明確に時間帯によって傾向がありました。
詳しく1日の流れに沿って紹介していきます。
始業~昼
始業から昼休憩前までの間は、改善点を見つけるのに一番おすすめの時間帯です。
これはライフポイントがたくさんあって頭の回転が一番マシな時間だからです。
最初に見つけたい改善ポイントは、自分の作業に直結する内容がオススメ。
もし見つけられたら、今後の業務が少しばかりでも楽になるからですね。
昼~定時
時間の経過とともに、ライフポイントの残高的に改善案を考えることが難しくなってきます。
私の場合、疲れてきてからは次のように過ごしていました。
- いかに作業を速く正確にできるかをミニゲーム感覚で楽しむ
- 好きなBGMを脳内で再生させる(※口ずさみは音量注意です)
これによりちょっとした効率化できる順序を見つけられたり、精神面からのライフポイント回復になったりしました。
ですが頭が回らない時に考え続けると、体で覚えていたはずの作業がうまくできなかったりすることもゼロではなかったです。
そのため頭が回らない時は改善案を無理に考えないことをオススメします。
残業があるとき
残業がある時なんて、もうその日の晩御飯以外に何も考えられない気がする、、
実は私の場合、昼から定時にかけての時間よりも新鮮な気持ちで働けました。
幸い毎日残業などといった状況ではなかったのもあると思います。(あくまで気持ちだけで、体はきついです)
その理由として、残業できない人の場所に臨時の方が入って対応するため、新しい発見がしやすい状況だったからです。
作業にあまり慣れてないような様子を近くから見ることで、いつも担当している人では気づけない点に気づけるチャンスになりました。
またはその慣れていない様子を大変そうだなと思いながら作業をしていると、体感としては残業時間の割には長く感じることはありませんでした。
これはあくまで月に数回の2時間の残業があった私の場合なので、そんな余裕がないこともあるはず。
まとめ
この記事では「工場実習の成果につながった3つの取り組み」について、大まかな1日の流れに沿って解説してきました。
- 周りをよく観察して、効率化の方法や楽しめるポイントを見つける
- 前から働いていた人と話してみて、改善のヒントを得る
- アイデアが浮かんだらキーワードだけでもすぐにメモする
工場実習の内容や流れはわかったけど、もっと実習の内容を知っておきたいんだけど、、
そんな方には以下の記事で解説しているので、参考にしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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