こんにちはトウリです。
私は私大の大学院で専攻賞を頂いて修了した後、現在は電機関連メーカーでエンジニアをしています。
これから卒論・修論を控えている皆さんの中にこのような不安をお持ちでないですか?
これから卒論を書いていくまなぶです。
実験科目のレポートでも大変だったのに、簡単にはできなさそうだね、、
実はこの記事で紹介する理系の卒論・修論の書き方を実践すると、誰でも期日に間に合うように卒論・修論を書けるようになります。
なぜなら私がこれまでに卒論・修論をそれぞれ経験かつ4名の卒論添削経験の中で、もちろん教授の力はありますがほとんど研究室に来ない学生の卒論発表も通過してきたからです。
この記事では理系の卒論・修論の書き方は書きやすいところから書き始めていい3つの理由と、期日までに書くためのスケジュールとあわせて解説していきます。
記事を読み終えてこの内容を実践すると、卒論・修論を書いている最中に仕上げられるか不安という悩みなく、期日までに完成させることができます。
では解説していきます💡
【スケジュール】この通りにやれば期日までに書ける!
卒論・修論の発表が2月の上旬にあるとした場合、おおまかなスケジュールは次のようになります。
- 11月頃まで…構想を練っておく
- 12月上旬から中旬まで…研究を継続する
- 12月末まで…概要を作成する
- 1月上旬頃…卒論・修論の8割程度を目指す
- 1月中旬頃…卒論・修論を完成にもっていく
- 1月下旬頃…卒論・修論の微修正して提出、発表資料作成
- 2月上旬…卒論・修論の発表
こちらのスケジュールの中で、卒論・修論を書き始める前と書き始めてからの大きく2つに分けてそれぞれ詳しく見ていきましょう!
卒論・修論を書き始めるまで
卒論・修論を書き始めるまでは普段の実験から考察をしておくことをおすすめします。
なぜなら文章にしてまとめるときに初めて考察を行うとしても、追加での検討やさらなる文献の調査が必要になることがあるからです。
具体的には実験を行っている期間までに、考察をしていく過程で関係がありそうな文献を取得しておいて、結果に対して理解を深めていくことが重要です。
卒論・修論を書き始める前には、考察のストーリーについてはミーティングなどで前もって相談して固めておかないと、後々で苦労してしまいます。
それならこのスケジュールよりも早く卒論・修論を書き始められそうだけどダメなの?
このような実験の調査を12月上旬~中旬まで続けていくことで、研究への理解度が加速度的に増してきて、深い考察ができるようになるため、このスケジュール感をおすすめしています。
卒論・修論を書き始めたら
提出の要件にあるかはわかりませんが、概論という卒論・修論の2ページ程度のまとめを卒論・修論を書き始める前に書いておくのがポイントです。
その理由として行った研究全体の流れを短い文章でおさらいすることができ、長い文章を書くときにもロジックを見失わないことにつながるからです。
その後は上記のスケジュールのように進めていくことで問題なく書くことができます。
それなら長い実験レポートだと思って頑張れるかも、、
卒論・修論は書きやすいところから書き始めていい理由
卒論・修論は書きやすいところから書き始めていい理由は次の3つです。
ではそれぞれ解説していきます!
流れが把握できていれば始めからやる必要はない
研究全体の流れと卒論・修論で書く構成が概論作成を通してわかっていれば、始めから順番に書いていく必要はありません。
なぜなら結局は必要な情報を全部書かなければいけないからです。
だからこそ卒論・修論を書き始める前に概論作成を通じて、卒論・修論での構成をイメージできている状態になっておくことが重要になります。
書き始めてから作成の進捗が見える方が精神的にプラス
卒論・修論の書き始めほど作成の進捗がわかる方が精神的にプラスになります。
なぜなら緒論の文献を整理して内容を書いていく作業は、手間の割に進捗が少なく先が思いやられてしまうマインドになる場合があるからです。
文章を書くのに疲れたら図を作ったり、文献の内容を整理したりすると、同じ卒論・修論を書いていく作業でも気分転換になって結果的に作業がはかどります。
たしかに頑張っているのに進んでいないと、さらに不安になってしまいそう
書きやすいところは理解や内容が固まっている証
書きやすいと感じるところは実験方法の説明や結果だったりしませんか?
それは動かしようのない事実であったり、前提としてわかっている内容だからだと思います。
一方で考察や緒論の書き方は、わかりやすいようにストーリーの運び方を検討する必要があるなど、ただ書いていく作業よりも考える作業に時間をかける必要があります。
書きやすいところから取り組むことで、提出までのスケジュールと卒論・修論の完成度の進捗を比較しやすくなる点も個人的にはメリットと感じています。
書くのに時間がかかる箇所は、より丁寧に時間をかけていく必要があるってことか!
意識しておくと卒論・修論の修正が減るコツ
卒論・修論の読み手が誰なのかを考える
あなたが書いている卒論・修論は、あなたの研究を知らない大学の人や将来の研究室の後輩、場合によっては外部の人が読むための文書だったりします。
そのため読んだ人が初めて知る内容でも、理解できるような書き方が求められます。
具体的にはあなたが卒論・修論で使っている言葉の定義は、卒論・修論を読んだ人が分かる内容なのかを考えてみるのが良いかもしれません。
これはひとまとまりの部分を書き終えた後に実際に声に出して読んでみると、目で内容を追うよりも他人が見てわかりにくい箇所が発見しやすくなりますよ。
家で作業するのは苦手だけど、さすがに音読するときは自分の家でやることにしようかな
細かい部分は最後にまとめて整える
細かい部分は最後にまとめて整えるのがおすすめです。
具体的には引用文献の番号や、ページの改行などによる位置調整などです。
その理由として修正を繰り返したりする中でその都度内容が変わってしまったりする場合が多いからです。
そのため引用文献の箇所に印だけつけて、文献情報だけを巻末にまとめておくと、最後に番号をつけるだけでいいので修正回数が少なくて済みます。
まとめ
この記事では卒論・修論を書きやすいところから書き始めていい理由とスケジュールについて解説してきました。
最後に内容をおさらいしていきましょう!
- 卒論・修論のストーリーの流れが把握できていればOK
- 書き始めほど進捗が目に見えやすい方が精神的に楽
- 書きやすいところは理解や内容が固まっている証
結局は必要な情報はすべて書いていくことになります!
卒業前の最後の壁を乗り越えて、学生最後になるかもしれない春休みを謳歌しましょう!
なんとか頑張れそうな気がしてきたし、やる気がわいてきたよ!
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