生き方を見つめなおせた本「年収90万円で東京ハッピーライフ」感想

書籍

こんにちはトウリです。

私は私大の大学院を経て現在は電機関連メーカーのエンジニアとして働いています。

新入社員として初めて週5日働くようになったことで、次のようなことを考えたりした日もありました。

皆さんはいかがですか?

  • 今の生活を続けると自分を消耗しちゃいそうだな、、
  • このまま週5日働き続ける人生でいいのかな、、
  • 稼げなくても好きな仕事をするってどんな感じなんだろう、、

この記事で紹介する「年収90万円で東京ハッピーライフ」を読むことで、20代で隠居を達成した著者の生活を疑似体験することができます!

なぜなら私も読んだ後に、必ずしも会社で働き続けなくても案外生きていけそうだなという考えをもつことができたからです。

この記事では、「年収90万円で東京ハッピーライフ」について読んだ感想を3点紹介していきます。

記事を読み終えると、本書からどのようなことを得られるのかがわかり、今の当たり前に感じていた状況を変えるきっかけになると思います。

「年収90万円で東京ハッピーライフ」はどんな本か


年収90万円で東京ハッピーライフ

物価の高い土地と言ったらまず東京が思い浮かびませんか?

しかし本書では90万円の年収で東京で暮らせて、しかもハッピーな人生を送ることができているとのことです。

年収90万円でも幸せに生きていくためのノウハウや、その状態に至った経緯について紹介してくれています。

働くことやお金を使うことへの価値観を広げてくれる一冊になると思います。

「年収90万円で東京ハッピーライフ」著者の紹介

著者の大原扁理さんは高校卒業後に3年間引きこもり、海外一人旅の経験のあと、20代で隠居生活を始められた方です。

そのような経験についてまとめた書籍をいくつも出版されており、そんな生き方や考え方があったのかという気づきをたくさんくれる書籍ばかりです。

著者の時折ズバッとモノを申すようなところと、物事を繊細に感じ取って文章として伝えてくれる部分がとても読みごたえがあって楽しいです。

読んでよかったところ

自分の幸せな生き方について見つめ直せた

お金がないと幸せにはなれないと思っていたけど、そもそもお金がないというのは自分にとってどういう状況なんだろうかと考えさせられました。

お金は幸せになるための選択肢が増えるものですが、頑張って働いてお金を稼いでいるのになぜか生活が良くなっている気がしないなと感じたことはありませんか?

本書で自分にとって幸せに感じる最低支出を把握してみることが、働きすぎて消耗しない人生を送れるのではないかと気づかされました。

それこそ日々の生活で何か新しくやってみたり止めたりすることを実験していく中で、自分ならではの幸せの最低支出を最適化していきたいと思いました。

自分のやりたくないことを考えるきっかけになった

「やりたいことはわかんなくても、やりたくないことは意外と迷わないんですよね」

年収90万円で東京ハッピーライフー第2章より引用

やりたいことよりもやりたくないことの方がたくさん頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

やりたくないことを避ければ、ストレスが減ってネガティブな状態になることが減りますよね。

その選択を続けていけば、時間がかかったとしても自分にとって心地よい居場所や人生について追及していけるのではないかと感じました。

日々の生活で自分が感じたやってもいいこと、やりたくないことを記録していくと、自分の求める理想に近づいていけるのではないかと思います。

そのために日常の心の変化を記録して定期的に振り返って、嫌なことを選択しないようにしたり、やらないようにするための方法を考えて少しずつ実践していくことで、幸せな暮らしを実現していきたいですね。

当たり前だと思っていた価値観を広げられた

現在の私は新入社員ですが、これまで週5日働く選択肢が普通で当たり前だと思っていました。

それを毎週繰り返してみて初めて、その働き方の大変さに気づくことになりました。

そんな中で著者の働き方や生き方を知ったことで、週5日も働かなくても生きていけるんだと知ることができました。

なんとなく話は聞いたことがあっても、自分の身近の人のように感じる体験は本書が初めてでした。

それによって、もし仕事が辛くなって辞めたとしても、なんとか生きていけそうな気がして心が軽くなりました。

また関わる人みんなに好かれなくても良いという著者の考え方にも共感して、今までよりもありのままでの自分でいることができるようになりました。

その結果、自分の心が落ち着いて過ごせる時間を以前よりも持てるようになったため、人間関係に疲れが出てきた方はお試ししてみてほしいと思います。

読んだ後の学び

著者の「夢や目標にそこまでしがみつかなくてもいいのでは?」という考えを読んで、自分が言われているような感覚になりました。

その理由として今までは目標を設定して挑戦し続けることが正義のように思ってきたからです。

しかし自分の人生なので自分が納得すれば目標を変えてもいいし、休んでもいいんだなと考えさせられました。

後悔しないために目標に向かって挑戦することは止めなくても、その時の自分の感情や環境によっては柔軟に調整してみることも大事だなと学びました。

まとめ

この記事では 「年収90万円で東京ハッピーライフ」 を読んで感じたことを紹介してきました。

最後に私なりの読んでよかったポイントを3つ振り返っていきます。

読んでよかったポイント
  • 自分の幸せな生き方について見つめなおせた
  • 自分のやりたくないことを考えるきっかけになった
  • 当たり前だと思っていた価値観を広げられた

最後までご覧いただきありがとうございました!

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