『未来の働き方を考えよう』感想|後悔しない仕事人生を歩みたい方に

書籍

こんにちはトウリです。
私は大学院を修士課程を経て、現在は電機メーカーでエンジニアとして働いています。

この記事では、ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』を読んで考えたことや感じたことをまとめています。

『未来の働き方を考えよう』をオススメしたい人
  • 現在の仕事をずっと続けていく未来が見えない人
  • やりたい仕事を見つけていきたい人
  • 後悔しない仕事人生を送っていきたい人
この記事を読むことで
  • 本書で書かれている大枠をイメージできる【これから本書を読む人でも👍】
  • 本書の感想や考えたことについて知ることであなたの考察を広げられる【感想のシェア】
  • 自分になかった着目点を知る【新たな発見】

いままで当たり前だった働き方は続かない

世の中の当たり前を疑ってかかる⇒自分が生きやすい選択肢を選んでいく

終身雇用という会社に守ってもらうような働き方は既に終わりを告げられていますよね。

そんな中働き方を自ら選んでいくといった自律性をある程度持っていないと、会社にしがみつく選択肢しか持てなくなってしまいます。

そんな決められたレールの上をただなぞっていくだけの人生は、学生時代から新卒入社まででもう十分ですよね。

思考停止して人生を歩んでしまったら、絶対に後悔する未来が待ち受けていると、学生時代までの経験から身をもって感じます。

思考停止をやめるためには、なぜその当たり前が広がったのかの背景や、本当に自分にも当てはまるのかといった当たり前を疑ってかかる気持ちが大事なのかなと感じます。

もっと良い方法はないのか、例外としてどんなものがあるのかについて深掘りしていくことで、自分に合った働き方を見つめていきたいです。

自分のやりたいことと周りからの期待

人の人生ではなく、自分の人生を生きていく⇒自分で決める経験を増やしていく

以前英会話をやっている中で、「兄弟はいるの?」という質問になり、一人っ子だよと伝えたら、ちょっとびっくりされた経験があります。

「その国の人は一人っ子が珍しいの?」と思ったかたもいるかもしれません。私もそう思いました。

しかしその英会話講師が持っていた一人っ子の印象は、周囲からの期待がプレッシャーとなって、いわゆる社会のレールから外れたり問題を起こしてしまう人を多く見てきたからだったからのようです。

それを言われて、確かに親(特に母)からのしっかり育てよう感が伝わる場面が多かったなといろんな場面が思い返されました。

一番の強い思い出は、昔から学研や塾などには行かされていたことです。今となってはありがたいと思えたりもしますが、当時は割とサボってしまうこともありました。

自分は割と真面目なタイプの人間だから、特に疑ったりもせず嫌々でもそれなりに続いてきましたが、自分のやりたいことは全然持ってなかったです。

これはおそらく当時の生きる目的が、親に気に入られる選択肢をとるという意識が強かったためだと思います。

大学生になって一人旅をしたり、自分で決めた行動が増えてきてからは、徐々に自分のやりたいという直感に選択を委ねることも増えた気がします。

やりたいことを見つけるには、周りのアドバイスは聞き流しつつ、自分の直感をある程度信じて行動してみることで徐々に鮮明になっていくのかもしれないと思っています。

今日が最後の日でも後悔しないか

人生の終わりを意識した人生の選択をしていく

本書ではずっと続いていくと考えがちな、自分の人生の終わりを意識してみようよ!というようなことが紹介されています。

スティーブジョブズもこのような言葉をのこしていますよね。

「今日が人生最後の日だとしても、今日これからやることは、本当にやりたいことか?」

スティーブジョブズ

働き始めてから、人生最後の日であれば仕事はしたくないし、続けたくないと思うこともあります。

しかし働いてから1年にも満たないので、まずは本当に楽しかったりやりたいことが今の仕事にないのかを見極めるのが先なのかなとも感じています。

「仕事をやめてから結局もとの仕事に未練があったというのは、ちょっともったいないし、、」と思うのと同時に、やめずにそのままでいたいという感情がそう思わせているのかもしれません。

しかし、本書でも紹介されている人生の区切りを作って生きることを意識して、人生を歩んでいくという内容については首がもげるくらい共感しました。

いついつに私は死んでしまうというリミットを決めてしまって、自分が本当に望む生き方を考えることを真剣に取り組んでいこうと決心しました。

これからやりたい仕事を見つけていくために

相手に高い価値を与える⇒自分で稼ぐ経験を積み重ねていく

仕事は相手に価値を与えた対価として、お金をもらいますよね。

そのため自分で稼いでいく経験をすることで、それはどんな仕事をしていくにしても、必要になる考え方や持っておくべき見方を養っていくことにつながるのではないかと思います。

いきなりうまくいくほど甘くはないので、どうやってこのお店は儲けているのかなどの身近な環境からでもビジネスモデルを考えてみたり、実際に何か世の中に価値を提供するような取り組みが必要かなと感じています。

その過程で、楽しさを感じることを次の仕事候補として小さく経験し始めて、やりたい仕事であるのかを見極めていきたいと思います。

まとめ:自分の働き方は自分のやりたいことの中で決めていく

やりたくない仕事を辞めてしまうだけだと、残りの人生を生きていくには長すぎるのではとも感じます。

そのために一生働いても良いと思えるような仕事を見つけて、その仕事を通じて1人にでも価値を与えられれば十分なのかなという気もしています。

やりたいことを見つけるには、いろんな経験をしないと楽しさを感じることができないため、試行回数を増やして自分好みの生き方・働き方を見つけていきたいです。

本書では具体的にどのようにやりたい仕事を見つけていけばよいかを紹介してくれていますので、行動の仕方がわからない人はぜひ読んでみるのをオススメします。

1000円程度で幸せを感じるような仕事を見つけていくきっかけを得られると思ったら、読書はほんとにコスパのよい買い物だと実感します。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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