働くからにはお金持ちになりたいな。
人生100年時代というし、どんな風にこれから働いていけばいいんだろう。
この記事ではこんな疑問に答えていきます。
こんにちはトウリです。
私は理系の大学院を経て、現在は電機メーカーで働いている機械系エンジニアです。
皆さんもせっかく働くなら、たくさんの収入がある方が嬉しくないですか?でも現在の働き方で、果たして『お金持ち』に近づいていけると思いますか?
またお金をたくさん持っていたとしても、使う時間がなければ幸せであるとは言えなそうですよね。
この記事では『お金持ち』の人はどんな働き方をしている人なのか、人生で多くの時間を割く仕事はどんな仕事が良いのかについて、橘玲さんの『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』を読んで学んだこと・感じたことをまとめてみました。
記事を最後まで読むことで、仕事を通じて苦痛なストレスがない人生にするヒントを掴めるのではないかと思います。
そして本書を読むことで今後のあなた自身の働き方はこれでいいのかな?と自分と会話するきっかけになる内容になっていると思います。
特に会社から独立して働きたい人・フリーランスで働いている人におすすめしたい書籍です。
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)お金持ちになれる人はどんな人か【雇われていない人】
雇われている人(=サラリーマン)の手取り額 < 雇われていない働き方の人(=自営業者)の手取り額
「こんな大事なこと、なんで学校で教えてくれないのよ!」と思っちゃいますよね。
その理由として社会のルールを作っている人とルールを使っていく人の2種類の人達がいることが関係しています。
つまりルールを作る立場にいる人の多くは、自分たちの有利に働くようにルールを作るということです。これについてはまあしょうがないかなという気もします。
なぜ雇われていない自営業の人と手取りが違うの?
ルールを作る人、つまり国会議員さんは地元の選挙で当選しないといけません。地元では自営業者同士のネットワークが根付いていて、その自営業者に不利なことは声を大にして言えないためだと、本書を読んで納得しました。(詳しく知りたい方は本書をご覧ください!)
そのためサラリーマンと自営業者の間で、このような手取り額に差が生まれるようになっているのです。
一般人の私たちはそう簡単にルールをつくる側には行けないので、搾取され続けたくないのであればルールをうまく使う側の人になるしかありません。
もちろん現在の会社で働くのが好きであれば、サラリーマンとして働く選択肢をとることも天職のような仕事を見つけられていて素晴らしいと思います。
ただこの記事にたどり着いている人は天職を探している人の方が多い気がしているので、この記事を読んだタイミングで自分の働き方について考えてみてはいかがでしょうか。
人生に貴重なのはお金なのか【時間は有限】
人生に貴重なのは有限である時間
これは本書でも同様の考えが紹介されていて、とても納得できる点でした。
学生時代はほとんどの人がお金を多く持っていませんが、たっぷりある時間の中でいくらでも遊ぶことができましたよね。
確かに、小さい時は鬼ごっこやかくれんぼしたり、大学生になってもハンバーガーショップで友人とただしゃべるだけで楽しいもんな~!
また私は社会人になってから会社でこんな話が聞こえてきました。
このまま定年まで働けば退職金が○○万円になりそうだよ!
私はこの時、「定年を迎えた後にそのお金は一体どう使っていくんだろう、、」と違和感を感じたのです。
特になんとも感じなかった方は、老後資金の蓄えや子供に使うのだろうと考えて納得する人もいると思います。
しかし私は、「若い時よりもエネルギーが減っているのに、そこまでお金を貯めても使いきれずに亡くなってしまうのではないか?」と考えました。
会社員としてずっと働き続ける選択肢よりも、若い時から独立して自分の裁量で仕事量を調整して働いていくことで、自分のための時間を割きながら働いていく方が後悔がない人生になると感じました。
これは大多数の意見であるとは思っていません。なぜなら結婚して子供をもつという、いわゆる王道の選択肢を取ることを現在はあまり考えておらず、もっと自由に色々な体験や経験をしてみたいと感じているためです。
人生100年時代における仕事との向き合い方
「『好き』を仕事にする以外に生き延びる術がない世界に生きている」
これから数十年後には、現在の定年を迎えてもまだ働き続けなければならない方たちも増えていることが容易に想像できます。
なぜなら定年後から100歳までの間の40年間、途中で働くにしても採用されにくい年齢であることもあり、働かないで生きていくのはやはり不安があるからです。
好きを仕事にすれば生涯現役で働くことも苦ではないはず。
「好きな仕事をすれば、一生働かなくて済む」という孔子の言葉もあるくらいです。
やっていてネガティブな気分になる仕事なんて、そもそも定年まで続けるというのもムリな話ですよね。
そう考えると、『仕事は我慢して定年まで全うする!』という考えが当たり前の時代ではないことにありがたくも感じます。
まあ社会の流れで自分の判断を決めるわけではないですが、やはり気にはなってしまう人も多いだろうし、自分自身もその一人です。
たとえ好きな仕事に現在つけていたとしても、数十年後の自分にとって変わらず好きな仕事であるかは誰にもわかりませんよね。
生涯続けていきたい仕事をいきなり探すのは難しいので、生涯続けたいとは思わない仕事から排除していって、自分にとっての適職の範囲を狭めていきたいところです。
自分の人生は自分主体で変えていく
「『好きなことしかやらない』と決めれば人生における面倒な問題の大半は消失する」
このフレーズを見て、最低限の独立準備と一歩踏み出す行動力だけあれば独立するには充分なのかなと感じました。
今の段階では独立は未知の領域なのであくまで予想ではありますが、本書を読むことでモヤモヤと霧がかかっていたイメージが少し鮮明になりました。
私が感じる最低限の準備とは、無収入でも1年以上暮らしていけるだけのお金と、自分の力で稼ぐファーストキャッシュを得ることです。
正直1年以上暮らしていけるだけのお金は貯められていましたが、やっぱり不安は残ります。
そのために自分の力で稼ぐスキルを高めていきながら、慎重派の私のような人でも独立も可能になると思います。というよりできると信じています。
しかし人間はいろんな環境に慣れてしまう生き物なので、定期的に自分の理想の姿を振り返ってアップデートすることで、目指している生き方を見失わないようにしたいですね。
まとめ:苦痛なストレスなき人生を送るために、好きな仕事で生きていく
ここまでの内容をおさらいしていきます。
実際にサラリーマンから独立している著者の橘玲さんのマインドまでしっかり知りたい!という方は本書を手に取ってみてくださいね。
ここまで見て頂きありがとうございました!
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