工場実習で辛いらしいけど、実際どうなんだろう。
運動が苦手な僕にもできるんだろうか。
この記事ではこのような疑問に答えていきます。
この記事を読むことで、工場実習の辛いといった印象を実習前に具体的にイメージできるようになります。
その理由を例えて言うと、抜き打ちでテストされるよりも事前にテスト範囲が分かっている状態の方が、心の準備ができて対応しやすくなるのと同じです。
実習の大変だったポイントや乗り越え方を参考にしてもらって、心の準備をするためのしおりとして役立ててもらえればと思います。
結論として、身体的・精神的な辛さを乗り越えるためには、あなた自身に安らぎやリラックス、ご褒美を与えてあげてください!
ちなみに私が参加した実習は1ヶ月間という期間だったので、それも踏まえて参考にしてみてくださいね。
では解説していきます💡
【作業別】身体面で辛さは作業の繰り返しによる疲労
身体的に辛いと感じたことは、任された仕事の種類によって変わってきます。
それぞれの作業は、だいたい30秒に1回のペースで進めていき、1分で2回、1時間で120回、実働約7時間で計800~850回も1日で繰り返します。
1日の単位でみると、少し圧倒されるね
そんな繰り返しの作業で、同期から聞いた仕事別に辛さについて紹介していきます。
繰り返し工具を使っていた場合
繰り返し工具を使ったり少し重量のある部品を取り付けていた同期は、筋肉痛に悩まされていたようです。
ちなみに上の写真のような工具で、取り付けがしやすいようにぶら下がって置いてあります👆
これが一回の動作だけだったら全然問題はなくできると思います。
ただ800回以上繰り返すとなると、普段あまり使わない筋肉であるほど筋肉痛になるのは納得ですよね。
それが5日連続で続くと思うと、もう筋肉様には頭が上がらないです、、
歩き続ける(物流)作業をしていた場合
物流の仕事は作業担当者に部品を定期的に供給する役割があります。
そのため必然的に動き続けなければいけません。
同期の話によると1日で3万歩歩いたという話もあり、3万歩達成はディズニーランドで達成したいよなと感じました。
しかも足先を守るために鉄板が入っている安全靴という、歩くための靴とは程遠いものを履く必要があります。
同期はこのような後入れ可能な中敷きを使って、クッション性を上げて対策していましたよ!
安全靴を履いた後にクッション性が良い靴を履くと、バネがついたような感覚になって楽しめるかもです。
その場で動かずに作業をしていた場合
工具を使ったり歩き続けたりするよりも、楽に聞こえると思いますが、これを経験した自分もそう思います。
でもこれはこれで大変さがあります。
一度想像してみて欲しいのですが、動かないでその場に数時間立ち続ける経験ありますか?
おそらくほとんどの人がないのかなと思います。
動くために立っているようなものだからね!
動かずにずっと立ち続けていると、飛行機の座席に座り続けているような足の感覚になります。
立ったまま使えるマッサージ機器が欲しいと、ドラ〇もんに何回お願いしたか分かりません。
【共通】精神面で辛さも繰り返しの作業によるもの
精神的に辛さもまた繰り返しの作業からやってきます。
同じ作業を800回以上繰り返していると、すべての時計が止まってなかった?と思えるくらい時間の進みが緩やかに感じます。
せめて音楽があれば気がまぎれて少し頑張れそうだなと思うんですけどね、、
身体面での辛さ克服の鍵はエネルギーを補給していくこと
早く寝る
工場実習は事務仕事よりも早くから始業するところも多いので、朝型切り替え必須です。
私は寮が遠かったので、6時半前には家を出るようなスケジュールでした。
寮に住んでいると、夜にすることといってもあまりないので早寝をおすすめします。
ちなみに朝の空気だけはなぜかおいしく感じる感覚は好きです。
朝の空気の味ってなんていうんだろうか、、
栄養補給用の軽食を持っていく
遠足のおやつのように何を持っていくかの段階から楽しめるものではなかったですが、ちょっとした軽食を持参するのをおすすめします。
休憩時間にパクッと食べられるものがあると、一時的にパワーチャージされます。
私はミックスナッツにドハマリしているので、大容量サイズのミックスナッツから保存袋に持ち歩いて栄養補給をしていました。
間食に抵抗がある方でも罪悪感がなく食べれるのが良いですね。
精神面での辛さ克服の鍵は心に栄養・リラックス環境を与えること
お気に入りの音楽を聴く
音楽(動画コンテンツ)に心をポジティブにしたり安らぎを与えたりしてくれますよね。
それが工場実習中は特に身に染みていました。
朝の支度をしているときや通勤時間の合間に音楽を聞くことで、心に栄養を与えていました。
もう今ではなくてはならない相棒的存在になっているYoutube Premiumのサービスに助けられていましたよ。
作業中に本当に音楽が聴きたくなったときは、もう小声で口ずさんで自分の機嫌をとっていました。
工場内の音とマスクしていたことで、周りには気づかれてはいないと信じています。
自然・風景を感じる
工場内は殺風景なので、自然を感じてリラックスしていました。
特に私はそのままで動かずに作業をしているタイプだったので、通勤時にあえて歩いたりしていました。
工場の中にばかりいると、道端にあるこの花綺麗だなという小さなことにも幸せを感じるようになります。
そのような発見もできないぐらい疲れてしまっていたら、きちんとあなた自身にご褒美をあげてほしいと思います。
【Q&A】実習前に感じた疑問を実体験ベースで答えます
ここでは実習前に疑問に思っていたことが、実際どうだったのかをQ&A方式で紹介してきます。
夜勤はあった?
結論夜勤はありませんでした。
そもそも私の実習先は夜間に工場が稼働していなかったので、そのような選択肢はありませんでした。
あなたの実習先の工場の稼働時間をチェックしておくと、心の準備ができるかもしれませんよ。
僕が行くかもしれない工場も夜間に稼働してなければいいな
残業はあった?
私の場合は残業がある日は2時間の残業で、それが月に5回ほどでした。
これは同じ工場でもラインによって1日の生産目標が違う場合には、残業の回数が違っていました。
基本的に残業は必要に迫られる状況でなければ、残業があることはありません。
私用で残業できない日があった時は、ラインリーダーに理由を話したら全く問題なく帰ることもできたので、どうしても帰らないといけない用事がある方は試してみてくださいね。
実習中の給料は?
給料は初任給の額+残業代(基本給の1.25倍で1時間当たり約2000円)でした。
工場は事務仕事よりも早く始業しますが、その分終業時間も早まるので実働時間は同じです。
また特に夜勤などもないため、特別な手当等はありませんでした。
事前に準備しておくことは?
一番は早寝早起きを含めた健康管理を整えておくことです。
どの担当になっても体力を消耗するので、しっかり食べて寝る習慣ができていると大きな心配はいらないと思います。
寮で暮らす人は特にお気に入りの心が安らぐものや、いつも一緒に寝ている抱き枕などがあれば、新生活でも落ち着いた暮らしが送れるのでおすすめです!
まとめ
この記事では工場実習での具体的な辛さを乗り越えた方法をお伝えしました。
最後に内容を振り返っていきましょう!
- 身体的な辛さは、根本的な早寝早起きと即効性のある休憩時間のおやつで対策!
- 精神的な辛さは、お気に入りのコンテンツで心を満たして自然を感じてリフレッシュして対策!
あなた自身にご褒美を与えてあげて、なんとか乗り切りましょう!
一緒に頑張って乗り越えた同期との仲がより深まるいい機会ですので、同期と励ましあって健康に気を付けて無事に乗り越えてほしいと思います。
工場実習の辛さと乗り越え方についてはわかったけど、工場実習のスケジュールや学べること、成果のまとめ方についても知りたい!という方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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