こんにちはトウリです。
私は給付奨学金を頂きながら私大の大学院を修了し、現在は電機関連メーカーで働いているエンジニアです。
皆さんはこんなお悩みを感じたことはありませんか?
この記事で紹介する内容を読むと、大学独自の給付奨学金を獲得できる可能性が上がります。
なぜなら実際に私が学部・大学院時代に合計して172万円の給付奨学金を獲得したという経緯があるからです。
〇学部時代
- 文化会または体育会に所属中の成績優秀者→一括12万円
- 海外留学プログラムの参加者への留学支援金→一括10万円
〇大学院時代
- 同専攻内の内部進学者の中で上位2~3名が対象→年額40万円
- 大学院進学前まででTOEIC550点以上が対象→年額30万円
- 大学院への内部進学に対する奨励金→一括10万円
この記事では、大学独自の給付奨学金の獲得を目指すメリット3つと獲得するためのコツ2つについて紹介していきます。
結論として給付奨学金の情報を前もって取得して、8割の成果を効率よく目指して課題に取り組み続けることで、金銭的なメリットが得られます。
こちらの内容の深掘りと、金銭面以外のメリットについてもあわせて紹介していきます💡
学費が必要な時に、まず給付奨学金を考えるべき理由
貸与奨学金ではなく給付奨学金だから
貸与奨学金は返済の必要がある奨学金で、給付奨学金とは返済の必要がない奨学金です。
貸与奨学金の中には返済時に利子が発生するものもあります。
貸与奨学金を利用する場合にはデメリットがある場合もありますが、奨学金であれば返済を考えることなく大学生活もしくは卒業後の生活を送ることができます。
給付には条件があるから
給付奨学金は返済が不要である反面、採用されるには満たすべき条件があります。
その中には条件を満たすために時間がかかるものもあります。
逆に時間をかければ給付奨学金を獲得できるチャンスがあるので、はじめに給付奨学金を優先して考えるべきなのです。
制度は利用してはじめて意味があるから
大学独自の給付奨学金の場合、そのお金がどこからやってきていると思いますか。
もちろん詳しいところまでは分かりませんが、皆さんが払っている学費が大学を運営する中の一部としてこれらの制度に使われていることが十分に考えられます。
つまりこのような給付奨学金制度に挑戦するためのエントリー料のようなものを、すべての学生が払っているようなものなのです。
ですので学費を払う以上は、給付奨学金に限らず大学から提供される制度や施設を使い倒さなければ払い損にもなりかねません。
ここで日本人が持つ「もったいない精神」が力を発揮しそうだね!
給付奨学金の獲得を目指すメリット
私立大学院でも国立並みの学費で進学できる
大学院に進学する場合、学部時代よりも給付奨学金の種類や給付額が大きくなる傾向にあります。
その理由として内部進学で大学院への進学者を増やしたいという大学側の考えが読み取れます。
また大学生の間でも数は多くないですが、学費が免除になるような給付奨学金が用意されています。
具体的には最初に紹介した私が獲得した給付奨学金を見ると、中には採用の条件が厳しくない種類もあることがわかるかもしれません。
このように給付奨学金を活用することで自分で学費を賄うことも十分に可能です。
目指す過程での学びは無駄にならない
給付奨学金の採用条件として、成績や資格保有または一定以上の試験の得点が求められることが多いです。
これは誰が見てもはっきり優秀とわかる一つの指標となるからですね。
受験でも内申点が評価されたり、試験の点数で決まることがほとんどだもんね!
たとえ給付奨学金に採用されなくても、採用条件を満たす過程で得た学びは自分の知識や経験となり、無駄にはなりません。
これは金銭面と違って見えにくい部分ですが、大きなメリットの一つですね。
給付奨学金の獲得が一つの実績になる
給付奨学金を獲得したという実績が就活のネタに使えます。
ただし給付奨学金を獲得する過程で、どのような意識や取り組みを行ったのかといったプロセスが重要になってきます。
何も考えずに実績を出すことは難しいと思うので、周りの人はしていなくてあなたが意識して取り組んだことや継続したことがきっとあるはずです。
その点を踏まえると、あなたの行った取り組みが一つの強みになりますし、強みをこれから作っていくことも可能です。
そのきっかけの一つとして給付奨学金を目指してみることをおすすめします。
給付奨学金の獲得を目指すときの注意点
意識しすぎると他の行動が制限されてしまう
徹底的に勉強して給付奨学金を目指すのもありだけど、学生時代にしかできない経験もあります。
なぜなら社会人になった現在の私も、もっといろんなことができたかなと思ったりもするからです。
具体的には、友人との遊びやアルバイト、趣味からの学びや楽しさは、給付される奨学金の額以上に貴重と感じる場合もあります。
あなたが思う学生生活、あるいは人生で重視することや優先順位を考えてみたうえで、給付奨学金の獲得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
もしお小遣いを増やしたいといった動機であれば、アルバイトをして遊びに使うなどといった選択肢もありますし、その方が確実性があります。
面接無しで最短その日から仕事可能【プチジョブ】給付奨学金が獲得できる可能性と時間効率
給付奨学金の採用条件が成績など他の学生との相対比較になる場合、どれだけ頑張ってもあなたが獲得できる保証はありません。
ここで紹介したいのが時間管理術に使われる「パレートの法則」です。
パレートの法則は上位2割で全体の8割を占めるという経済学者パレートによって提唱された理論で、これを時間と完成度にあてはめると、次のようなことが言える。
・情報収集時間のうち2割で必要な情報量の8割は取得できている
ITmedia エンタープライズ-パレート式仕事術より
・集中している2割の時間で8割は完成している
これよりあなたの労力のうち2割でも奨学金獲得を意識した勉強をすれば、8割の成果をあげることも可能なのです。
そのため多くの時間をかけて10割を目指すよりも、給付奨学金が獲得できない可能性もあることを考えた時間の使い方をお勧めします。
給付奨学金の獲得のためのコツ
給付奨学金に関する情報を前もって取得しておく
前述のように給付奨学金には申込が必要であったり、期限付きの条件があるなど種類によってさまざまです。
そのためこの記事を読み終えた時点で、「(あなたの)大学名 奨学金」で検索して大学独自の給付奨学金を調べてみましょう。
知らなかったではもったいないですし、中には条件の難易度が高くないものもあるので、早いうちから情報を取得しておくことをおすすします。
8割の成果を目指して苦手な課題にも取り組み続ける
私の場合はこの繰り返しによって、ありがたいことに成績上位者として給付奨学金を獲得することができました。
なぜならいろいろな科目で好成績を修めていくためには、得意な科目だけ頑張るのでは奨学金獲得が難しくなるからです。
そのために友人と苦手な部分を教えあうなどして、不得意科目なりに対策し続けていくことが採用された要因であったと思います。
不得意科目は8割の出来を目指せば十分で、あとは得意や好きな科目は8割以上を目指すことも、努力次第ではそこまで難しくないでしょう。
この取り組みを継続できれば、給付奨学金の獲得は目の前にあるといってもよいくらいです。
まとめ
この記事では給付奨学金の獲得を目指すメリットとそのためのコツについて解説しました。
最後に内容をおさらいしていきましょう!
〇メリット
- 私立大学院でも国立並みの学費で進学できる
- 給付奨学金獲得を目指す過程での学びは無駄にならない
- 給付奨学金の獲得が一つの実績として使える
〇コツ
- 前もって給付奨学金の情報を取得して、要件を知っておく
- 苦手分野にも2割の集中をかけて課題に取り組み続け、8割の成果を上げる
給付奨学金についてはわかったけど、貸与奨学金についても知りたいという方は次の記事も参考にしてみてくださいね!
ご覧いただきありがとうございました!
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